使ってみるってこと

俺、いままで自動巻の時計を持ってたけど、使ってみたことがなかった。

そんなに高くないんだけど、3万くらいの限定の時計で可愛いなってやつを持っててね。

でも、使い方がいまいち「ピン」と来なくて…なんて言えばいいの?

時計の時間を合わせて、ゼンマイを巻いて、使うっていうのは分かるんだよ。自動巻だから、お出かけの時、何も考えずに普通にしてればいいだけっていうのも分かってるんだよ。

でも、何だろ?何ていうの?

「使い方自体は分かるんだけど、その世界がイマイチよく分からない」って感じで持ってて満足してるだけだったんだ。

俺は、時計ってクォーツ+電池かスマホやパソコンのデジタル表示時計って世界に住んでて。だから、メカニカル時計っていう世界が、なんだか、よくわからなかったんだと思う。

「可愛いね!でも、ナニコレ?」

みたいな状態。

強い「世界」にふれる

今回、結構ガチなメカニカル時計を発狂してゲットしちゃったんだ。日付とかムーンフェイズとかついてるやつ。

持ってた時計のお値段10倍。

すでに自分が持ってるのを普段使えもしてないのに、俺アホだし完全に発狂だろ?なのにね、俺は、とんでもないトキメキを感じてゲットしちゃったの。結果、何だか幸せになれたし、すごく色んなことが体感できたから良かったんだけど。

頑張って色々、設定して、ネジを巻き巻きして、ココのパーツがこうで、ああで、色々あって…みたいな感じで、俺は新しくゲットしたガチなメカニカル時計を色々さわってみてたんだ。

で、キレーだなぁって時計の針を眺めてたら、なんだかとても幸せな気持ちになったんだ。

気合の入ったガチなモノに触れて使ってみると、そのモノって、言語化できない「何か」を「無言で」「分からせ」てくるんだね。

そしたら、突如、急にね、

俺はいままで、持ってても使えてなかった時計を簡単に使える気持ちに、なったんだ。

「コレどうしたらいいかな?わかんない」

みたいな気持ちから

「簡単簡単、俺、設定全然出来るし、使えるよ。使いたい時に、サクッと時刻合わせすればいいだけじゃん。メカニカル時計って別に難しくないじゃん」って思えたんだよね。

重要文化財指定

逆に今回ゲットしたガチな時計は、

「壊したらショックだなぁ」

とか

「時間以外も、日にちとかムーンフェイズも設定するのか…お出かけ前はキツイな」

とか、思っちゃってね。

逆に、まだ俺には、世界が分かりきってないみたい😂 

お家出ゆっくり、動きを眺めたり、設定してみたりして

なんかスゲー!!って思うっていう。

スゲー!!を感じるっていう用途になっちゃった。眺めて幸せって、俺の中で、用途が重要文化財になっちゃったんだよな。

使えてない自分の持ち物が「重要文化財」なのか、単にいらないものなのかって、結構大違いなんだな、って分かった。

だから、「重要文化財」だから持ってて幸せ、眺めて幸せって持ち物は、無理に使ったり売ったりしなくていいと思ったんだよな。

そして、逆に、自分にとっての「重要文化財」にもならなさそうだし、「使えるアイテム」にもならなさそうなモノはゲットしないのがいいよな。

内部情報の強さ

モノの持ってる世界って、強い世界を、もってるモノに触れると、その中に内包されてるサイズの世界のモノが、簡単に扱えるようになるんだね。

だから、背伸びっていうか

強い世界を持ってる場所やモノ、人、情報とかにふれてみると「いままで、イマイチ、ピンと来なかったんだけど…あれ?これ簡単にできる!」が増えるのかも。

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